ゆうのブログ

アメリカの田舎で駐在妻→日々の雑記&勉強したことなど

アメリカで妊娠→流産を経験(自然流産)

こんにちは。

ゆうです。

海外転勤に帯同してアメリカ生活3年目で妊娠と流産を経験しました。誰かの役に立てばと記事に残しておきます。

妊娠判明(妊娠6週目)

妊娠が判明した時点ですでに妊娠6週目。

たまに生理が遅れることがあったため、あまり気にしていなかったのですが、さすがに遅れすぎではと思い、妊娠検査薬を使ってみると妊娠が発覚。早速産婦人科を探さなければいけませんが、初めての妊娠の上に、私の住んでるエリアに日本人の産婦人科医はおらず、かかりつけ医に産婦人科医(OB GYN(obstetrics (pregnancy) and gynecology))を紹介してもらうことにしました。しかし、かかりつけ医の予約日がすでに妊娠8週目。

かかりつけ医の診察

かかりつけ医では簡単な診察と尿検査を行い、妊娠しているでしょうとのことでした。また、念のために、別途血液検査を行い、かつ産婦人科の紹介状(Referarl)を作ってもらえることになりました。

ここの病院では、緊急以外では血液検査をその場ですぐにできず、かかりつけ医からオーダーを受け取り、家に帰宅後にオンライン上でラボに予約しなければならないそうです。

その日は終了。

先生に言われた通り、ラボを予約して翌日に採血。血液検査の結果はオンラインで確認することができ、妊娠に間違いないという検査結果と共に、おめでとうという言葉が添えられて今ひた。

上手くいかない産婦人科の予約

紹介状については、かかりつけ医は、普通は3日後、遅くとも1週間後には紹介状が産婦人科医に届き、産婦人科医の病院から連絡があるが、もしも1週間経っても連絡がこない場合は、かかりつけ医の病院に連絡して確認してくださいと伝えられました。

しかし、かかりつけ医の診察から1週間経っても産婦人科の病院から連絡がなく、かかりつけ医の病院に連絡したところ、普通は2週間だから焦らずもう1週間待ってくれ!と言われてしまいました。

徐々にもやもやが募りました。というのも夫の会社は、現地での出産を禁止しており、出産を日本で行わなければいけないのです(この点については不満がありましたが、とりあえずはルールに従うことに)。このため、アメリカの産婦人科で見てもらった後に、日本の産婦人科も予約しなければならなかったのです。しかし、エコーすら見ていない状態で日本の産婦人科の予約を取るのも嫌だけど、あまり連絡が遅くて日本の産婦人科の出産の予約が取れないのも困る。日本の産婦人科は実家近くで、姉が前年に出産していたため、同じところを使わせてもらうことにしていたので、病院を探すという作業は不要でしたが、13週目になってもアメリカの産婦人科の予約がとれない場合は、事情を説明して先に日本の産婦人科の予約をとることに決めました。

しかし、かかりつけ医の診察から2週間(この時点で妊娠10週目)経っても産婦人科から連絡がこず、初めての妊娠だから早く病院に行かせろ!!!!!とかかりつけ医の病院に連絡すると、直接紹介状のコピーを取りに来てくれれば、産婦人科に直接連絡して予約をとってもよいと!!

ようやく産婦人科の予約が取れると、心躍りながら紹介された産婦人科に予約を取りたい旨電話してみると、紹介状が送付された病院は、婦人科のみ扱っており、産科を扱っていないところでした…。婦人科しか扱っていない病院に紹介状が送付されたために処理が滞っていたもよう。

かかりつけ医からの謝罪もあり、気を取り直して再度他の産婦人科医を紹介してもらうことに。さすがにかかりつけ医の病院もまずいと思ったのか、すさまじい速度で紹介状を作ってくれました。これでようやく産婦人科に通える!!!!と思ったのですが、次に紹介された産婦人科は、私が出産するであろう時期の妊婦はすでに一杯なので、他をあたってくれと…。

そして、再度、かかりつけ医に連絡を取り、他の産婦人科医(3か所目)を紹介してもらうことに・・・。この時点ですでに11週になっており、焦りまくりでしたたが、この3か所目の産婦人科で一人だけ先生が空いおり、なんとか予約がとれました。12週目に診察してもらえる予約がようやく取れました。

予約日前日…

しかし、予約日前日になって血の混じったおりものがでるようになりました…。それまで、妊娠の症状と言えば、猛烈に眠いくらいで、つわりも無かったので、少し焦りましたが、ネットで調べるとそこまで異常なことではなさそうだということがわかりそこまで気にせず予約日を迎えました。

産婦人科医での初めての診察

初めての妊娠ということで、夫にも帯同してもらい産婦人科に行きました。こちらの病院は大きな病院ではないため、アイパッドによる遠隔サービスも含めて一切通訳サービスがありません。しかし、このころはだいぶ英語力も伸びてきていましたし、何よりも先生が普段通訳サービスを使っていないため、ゆっくりかつ分かり易く話してくれたため、問題なく診察を受けることができました。

(ちなみに、夫婦ともに、わからない単語を念のため調べましたが日本語でもわからなかっったので、そもそも知識不足)

子宮口のサイズなどからまちがいなく妊娠12週目であると言われ、かなり浮かれていました。

しかし、いざecho診察を行うと、赤ちゃんが見えません。先生からも残念だけど胎嚢(Sack)はあるけど、中に赤ちゃんがいないと言われてしまいました。 血の付いたおりものも体が自然流産に向けて体が準備していると思うので、恐らく数日後には自然に排出されると思うと伝えられました。翌日からは土日であったため、多い日の生理用のパッドが1時間に2つ以上使うことが2時間以上続いた場合、Emergency Roomに行きなさいと伝えられました。 また、診察から5日後に再診察し、もしもその時点で自然に排出されなかった場合、薬をするか手術をするか選ぶようにと伝えられ、その日はそれで診察が終わりました。

自然流産

おりものの血が出て以降、徐々に出血量が少しずつですが増えていきました。診察から3日後の朝、急に出血量が増えた感覚がありました。その後、1時間後位に生理痛のひどい版のように下腹部が痛くなると、さらに出血量が増加。腹痛のため、何となくトイレに籠っていると(おなかは下してないです)、ゼリー状と液状の中間のような半透明なものが大量出てきました。最初はそれが胎嚢だろうと思っていたのですが、その後もしばらく出血が止まりませんでした。その後も度々半透明なものがでてくるため、しばらくはトイレに籠っていました。しばらくして腹痛も出血量も収まってきたので、もうすべて排出されたのだろうと思っていたのですが、1時間後位に、家の中をうろうろしていると、何か大きなものがでてきたような感覚がありました。慌ててトイレに行くと、いままでの半透明なものとは異なり、白い塊のようなものがでてきました。ネットで調べると、どうやらそれが胎嚢(Sack)だったようです。その後はさらに出血量も収まりました。

再診察

再診察で病院に行き、子宮内をチェックしてもらうと、わずかに液状のものが残っているが、ほとんどはきれいに排出されたので、薬による処置も手術も不要と伝えられました。自然流産後、1週間程度で、出血は収まり、2週間以内に妊娠反応が消えるはずなので、2週間後位に再診することになりました。

再々診察までと再々診察

自然流産後は、元々持っていた坐骨神経痛がかなり悪化し、数日寝込んでしまいました。また、再々診察までの間に、収まっていたと思った出血がぶり返しました。先生には1週間位に出血が収まると伝えられたのですが、1週間すぎても出血が収まらず、少し焦りました。出血については、最終的に自然流産から2週間半くらいでようやく収まりました。

再々診察のときには、次の妊娠はいつからトライしてよいか確認しました。ネットの情報では、日本では2~3回生理を見送る様に産婦人科から言われると聞いていましたが、先生によれば、昔は2~3回生理を見送る様にといっていたが、科学的根拠は特にないから、1回生理を見たらトライしてよいと言われました。

これで初めての妊娠→流産がひと段落しました。坐骨神経痛を含めて体調的には再々診察から2週間後位にはかなり元気になりました。

以上