『専業主婦が「負け犬」』の記事を読んで海外転勤は断るに限るという結論しか思い浮かばない
こんにちは。
子なしの無職の専業主婦で、負け犬のゆうです。
という記事を発見しました。
アメリカでのボランティアやコミカレでの久々の学生生活がつまらないわけでもありません。しかし、アメリカでいろいろ手を出してはみて、どれもそこそこ楽しめるのですが、どれもこれじゃない感があるわけです。
年齢を考えて留学を諦めた人から見れば、うらやましい生活のように思われるようですが、そもそもの転機が夫の海外転勤なためか、ありがたみはだいぶ少ないです。
また、私の知人・友人の中にも駐在妻・専業主婦になりたいという人はいます。どういうわけか彼らにはそのチャンスは巡ってこず、関心のない私にはチャンスではなくピンチとしてまわってきたので、世の中なかなかうまくいかないものだと思います。
しかし、『専業主婦が「負け犬」』の記事では、
「専業主婦の“負け犬化”が進んでいるのでは」
と書かれています。
これは結構手厳しいなと思いますね。
そもそもWikipediaによると負け犬は、
勝負に負けた人間
という意味です。
私は、社会との勝負に負けたようであります。
酒井順子さんが書いた『負け犬の遠吠え』が流行っていたころ、私は当時20代でしたが、「負け犬」と呼ばれた30代以上の結婚も出産もしていない女性が、まわりにも結構いました。しかし、彼らは、人生を謳歌していて、悲壮感は薄く、そうね~負け犬ね(笑)!とあしらえる余裕を感じましたね。
一部のリッチピープルを除いて、専業主婦になった背景を考えれば、専業主婦に対して負け犬というレッテルを貼ることで反発は起こるでしょうし、悲壮感すらあります。
専業主婦になる経緯としては、
・産休・育休とれずに専業主婦
・保育園に入れなくて専業主婦
・親の介護で専業主婦
・引っ越しが伴う結婚をしてすぐ出産で専業主婦
・配偶者の海外転勤・国内転勤で専業主婦
が挙げられます。
産休・育休制度が取れないというのは、非正規社員や中小企業で働いている社員であるほど多いわけで、非正規社員や中小企業の女性社員が出産したら「負け犬」というレッテルを張ってるようなものですね。広く言えば、非正規社員や中小企業の社員を負け犬呼ばわりしているようなもの(ちなみに私は特許事務所という零細企業で働いてました)。
非正規社員、中小社員で出産したら負け犬。
保育園入れなかったら負け犬。
親の介護したら負け犬。
引っ越して結婚・出産したら負け犬。
夫が転勤したら負け犬。
もし友人から「夫が海外転勤で専業主婦なんて負け犬ね~」なんて言われたら、二度と口きかないレベルですが、社会全体でそのように定義するのはOK的な雰囲気が恐ろしいですね。
さらに、『専業主婦が「負け犬」』の記事では、
残念なことに世の中はそうかんたんには変わりません。 ~途中省略~ 『どうすれば自分が幸せになれるか』をもっと考えてほしい
と記事内にあります。
確かに社会が変わるのを待っていては、私も年寄りになってしまいそうです。そうなると、妻自身で上述した専業主婦になる可能性を減らすしかありません。
このため、
(1)新卒時に大企業に必ず就職する
(2)赤字になろうとも、遠かろうとも保育園に入れる
(3)親の介護はしない
(4)地方の人間や引っ越しを伴うような相手とは結婚しない
(5)家庭持ちは海外転勤・転勤を断る
という結論に至るわけです。
言うは易しですが、負け犬風に言うなれば、私は(1)や(5)の戦いに負けてしまったわけで、今後は(2)や(3)とも戦わなければならなくなりそうです。
以上、ではでは。