ゆうのブログ

アメリカの田舎で駐在妻→日々の雑記&勉強したことなど

駐在妻、アメリカの学校で英語の勉強(1年半位から2年位について)

こんにちは。

ゆうです。

夫の転勤に帯同し、2017年よりアメリカに住んでいます。

子供がおらず、時間を持て余した私は英語を勉強中。

滞在1年半経過後から2年位までについてです。

滞在開始から1年半頃までの記事は、こちらです。

クラスの選択と夫の会社の福利厚生を利用

滞在開始から1年過ぎた頃からコミュニティカレッジに通っており、滞在1年半経過後から現在(もうすぐ滞在2年間位)はコミュニティカレッジでの2ターム目(スプリングセメスター)になります。

2ターム目は、

・リーディング

・ライティング

ボキャブラリー

の3クラスを取得しました。前タームでは、ライティングと電気回路を受講したのですが、今タームは、すべて英語のクラスです。

滞在期間が不明で、アメリカ国内を転勤する可能性があったため、コミカレで英語を勉強しつつサーティフィケートを取得しようとしていました。

サーティフィケートは、だいたい準学士の半分のクレジット数、約30クレジットで取得可能です。前タームで取得した職業訓練用の電気回路のクラスとライティングのクラスが、このサーティフィケートの必要単位です。しかし、今期のタームでは、サーティフィケートに必要で、受講してみたかったクラスが開講されませんでした(すでに2年開講されていないようです)。

一方、夫の会社が英語の勉強に費用負担してくれることが判明(予算上限あり)。語学学校の授業、通信教育などの英語の授業を負担してくれることはあっても、ESLではないカレッジレベルの英語の授業を負担してくれるというのは相当ラッキーなようです。

他の駐在妻の方に話を聞いてみると、福利厚生がよく駐在員が多い会社は、カレッジのクラスはダメと言われたようです。一方、私の夫の会社は、駐在員が多くなく、カレッジに入るような妻たちもほとんどいないためか、カレッジの英語のクラスでもOKということでした。

といっても私が住んでいるのは、数社のメーカーしか駐在員がいないような田舎なので、商社、銀行、公務員など一般的に待遇がよいとされている会社のことはわからないです。

リーディングのクラス

アメリカ人向けのクラスです。

100番台のクラスで、4年生の大学へも変換可能な単位なので、冬セメスターも含めて全セメスターで開講されています。

Accuplacerテストのスコアは高かったので、不要な科目でしたが、上述の通り、英語のクラスであれば無料で取得できたのでトライしてみました。

授業の内容

リーディングのクラスというだけあって、リーディングの宿題が毎回でます。大学で習う様々な科目で使われるような資料が毎回宿題として指定されます。

その宿題の資料を基に、授業中にディスカッションして問題を解きます。

また、資料のアウトライン(まとめ)が宿題に出た場合、そのアウトラインだけを見て授業中に問題を解いたりします。

その他、アカデミック用語を調べてきたり、単語テストを解きます。タームの後半になるほど宿題が難しくなります。

クラスメート

週2回、16週間ということで、どんどん人が脱落していきました。スタート時に20人位生徒がいましたが、スプリングブレークが終了後は、5人位になりました。5人といっても毎回メンバーが若干異なるので、最終的に期末テストを受講したのは、8人でした。

かなりがんばっていたメンバー数人が途中で一切来なくなった時は驚きましたね。むしろ、何となく手を抜く感じのメンバーの方が最後まで授業に参加していました(私は手を抜いてないですよ…)。

感想

私はいわゆる政治系の分野の読み物が苦手でした。アメリカの政治や歴史に詳しくないので、過去の出来事などについては他のアメリカ人よりは詳しくないので大変でしたね。

(超基本的な歴史であれば、アダルトスクールで習っているので知っていますがね…。)

一方、ライフサイエンス、数学などは万国共通なので得意でしたが、クラスメート達はこれらの科目を苦手とする人が多かったです。

また、心理学に関する資料を30ページ近く読みました。心理障害の名前が多く、辞書が必須でした。また、アメリカで有名な犯罪者や映画などを例に挙げて各心理障害を説明しており、アメリカ人にとってはわかりやすい例だったようですが、私は全く知らず、読むのに非常に時間がかかりました。

私はいまだにスピーキングが苦手です。このクラスはディスカッションが多くあるということで、授業についていけるか心配でした。しかし、テーマがわかっていれば、ディスカッションであっても大丈夫だと感じました。また、クラスメートは、先生の話を聞いていない、授業をさぼる、宿題をやらないなどがあり、最終的には私のスコアの方が他のクラスメートより高かったようです。

また、タームを通して、何度もメジャーなSuffixの練習をさせられたので、Suffixは前よりも詳しくなったように思います。

ライティングのクラス

これは、Compositionと呼ばれるクラスで、リサーチペーパーの書き方を勉強するクラスです。前回のタームで受講したライティングのクラスの続きになります(半年前のコミカレはこちら)。この授業を無事に取得すると、リサーチペーパを書くような科目がほとんど取れるようになるので、がんばりました。

Annotated Bibliography(注釈付き参考文献)を書き、そこからWorks Cited Page(参考文献のページ)を作成するなど、前回のタームで一度習ったことを再度やりました。

今回は合計2つのリサーチペーパーを書きました。1つ目は先生が決めたトピックで、資料もすべて先生が用意してくれました。そして、2つ目は、数個のトピックから自分で好きなものを選んで、資料をすべて自分で用意して書くというものでした。

1つ目は前回のタームの復習という意味合いが強く、2つ目は今までの勉強を基に全部自分で書いてねという感じです。

前回のタームと今回のタームを通して気が付いたのは、私は前置詞と冠詞にめちゃくちゃ弱い!気を付けて書いているつもりですが、思い込みが激しいのが困りもの。"on"だ!みたいになぜか確信して書いた部分が間違っているので。なかなか向上がみられないので、結構自分でもいらいらしてきています。どんどん自分で書く練習していかないとダメだな。

ボキャブラリークラス

これはオンラインのクラスです。

初のオンラインクラスでしたので、どのように進行するのか心配でしたが、クイズを解いたり、オンライン上で他の生徒とディスカッション、資料を大量に読んで問題に答えるなど充実した内容とでした。このクラス、ボキャブラリークラスというだけあって、単語がかなり難しかったです。テストを資料を見ながら解いてよかったので、何とかなりましたが、特にFinal Examは資料を見なければほとんどの問題を間違えたと思います。

いわゆる国語の勉強のような部分もあり、Figurative Language、euphemism、toneなども詳細に勉強しました。

オンライン講義のため、全部の資料をしっかり読まないとならず、指示を読み飛ばしてしまい、ポイントを大幅にミスするなど、資料読みに注意が必要でした。また、他の人の書いたディスカッションの内容が結構わかりにくくて厳しかったです。句読点を一切使わずに書く人が多く、どこで区切って読むのがわかりにくかったです。

興味深いのが、趣味や自己研磨のためにこのクラスを取ってる人が多かったです。皆大学は卒業してるけど、継続して勉強したいから取ってますと。なので、他のクラスよりもモチベーションが高めの生徒が多かったように思います。

まとめ

今回のタームは3科目すべて英語しか取得しなかったので、日本に帰国後の履歴書的にはあまり有利ではないですが、大変ためになりました。

そろそろ履歴書を潤すような科目を取った方がよいのでしょうが、意外とそういう勉強は自宅で日本の本を読んだ方よかったりすので、次のタームをどうするか悩み中です。

ではでは。