【英語多読】かわいいお話、Frog and Toadシリーズ
こんにちは。
ゆうです。
2017年より英語の勉強を再スタートし、その中で2017年末に多読に出会いました。
この記事では、An I CAN READ Bookシリーズで有名なFrog and Toadシリーズを紹介します。
Frog and Toadシリーズは、Arnold Lobelという著者の児童書です。このシリーズは、4つの本があります。このうち、Frog and Toad Are FriendsとFrog and Toad Togetherという本は、アメリカの絵本の著名なNew Berry賞を受賞しています。
Frogはカエル、Toadはガマガエル、という意味です。日本語だとガマガエルも単にカエルと呼びますが、英語では単語を使い分けています。
簡単なレベルの本は、話の内容が薄いため、大人が読んでいると面白くないことがあります。しかし、Frog and Toadシリーズは、平易な英文で書かれていますが、ストーリーがあるため、多読の初心者にはとてもよい本です。
また、この記事でのYL(多読の本を選ぶ時の指標となる読みやすさのLevel)は、私が独断で決めています。語数とYLだけチェックしたい方は下に語数テーブルを用意しましたので、ご利用ください。
Frog and Toad are Friends
New Berry 賞を受賞した本。
内容は、
"SPRING"、
"THE STORY"、
"A LOST BUTTON"、
"A SWIM"、
"THE LETTER"、
の5つのショートストーリからなります。
この中でも "The LETTER"はとても有名なお話です。Toadが悲しそうな顔でポーチに座っていると、Frogがやってきます。Frogは、Toadが悲しい理由を尋ねると、Toadは、手紙がこないことを悲しがっています。優しいFrogはToadにお手紙を書き、Snail(カタツムリ)にそのお手紙をToadのお家まで届けてもらうようにお願いし…というお話。
Toadは結構わがままで、Frogは優しくて親切な感じです。
語数:2,275
YL:1.2
Frog and Toad Together
New Berry 賞を受賞した本。
内容は、
"A LIST"、
"THE GARDEN"、
"COOKIES"、
"DRAGONS AND GIANTS"、
"THE DREAM"
の5つのショートストーリからなります。
私はこの中でも "A LIST"がお気に入りです。Toadは、やることを忘れないために、一日にやることをリスト化することを思いつきます。Toadは、リストに挙げたものを順に行い、終了したものは順番に線を引いて消していきます。しかし、Frogとの散歩中に風でリストが飛んで行ってしまい…というお話。
語数:1,968
YL:1.2
Frog and Toad All Year
内容は、5つのショートストーリからなります。タイトルにあるように一年間のお話。
"DOWN THE HILL"は冬のお話。
"THE CORNER"は冬から春にかけてのお話。
"ICE CREAM"は夏のお話。
"THE SURPRISE"は秋のお話。
"THE CHRISTMAS EVE"は冬のお話。
"THE CHRISTMAS EVE"を少し紹介します。Toadはクリスマスイブの日に、夕食を用意し、ツリーを飾り、Frogを待っています。Frogが来ないことを心配したToadは、妄想がどんどん膨らんでいき…というお話。
語数:1,722
YL:1.2
Days with Frog and Toad
内容は、
"TOMORROW"、
"THE KITE"、
"SHIVERS"、
"THE HAT"、
"ALONE"、
の5つのショートストーリからなります。タイトルにあるようにFrog and Toadの日常のお話。
"TOMORROW"。めんどくさがり屋のToadは、Frogにあれやれこれやれと言われても"I will do it tomorrow"(明日やる)と返します。しかし、Toadは、今日全部のことをやれば明日何もしなくてよいことに気が付き…というお話。
語数:2,074
YL:1.2
Frog and Toadシリーズの語数テーブル
タイトル | 語数 | YL |
Frog and Toad are friends | 2,275 | 1.2 |
Frog and Toad together | 1,968 | 1.2 |
Frog and Toad all year | 1,722 | 1.2 |
Days with Frog and Toad | 2,074 | 1.2 |